人生、頑張らなくていい！努力しなくてもいい！一生懸命やらなくてもいい！！

機屋さんを２～３軒渡り歩いた

織物景気も少々下り坂となり、世に布が出始めた

一日三部制で動かなくてもよくなった

ふとしたことから生涯の職業としてはあきらめつけた

その後、半年ほど失業していたのだが、

家業が八百屋だったので、何とかなった

そこへ声がかかった

遊んでいるなら、トラックの助手をやらんか　　　と

父親のいとこの息子のトラックだった

一日助手で夕方５００円いただけるという事だ

青い５００円札

富士山が一面に輝く　　あれだ

大金だったよ　５００円札

自分の自慢は一つもないが、自慢話の一つや二つはあるさ

其の一

時々主人の運転手さんが３歳くらいの長男を連れてきていた

自分はトラックの助手というより、子守りだ

その幼かった坊が世に出世したのだ