人生、頑張らなくていい！努力しなくてもいい！一生懸命やらなくてもいい！！

でこぼこした土地に四角張った家を建てるのだ

住宅が三角、五角はまずなかった

建築現場へ持ち込むものは

壁ヌキ三丁釘６本と差し金、間竿一本

これだけで敷地内に四角い家が建つのだ

一点から右へ何尺、左へ何尺、その二点間が何尺・・・

これで角９０度が出来上がる

いとも簡単に大曲尺を造りだす

親方は独り言で言っているのかブツブツ・・だけが聞こえる

尺貫法の時代だった

今日は三脚の脚の付いた覗き込む機械で測っているようだ

住宅を造る前に打ち合わせで図面なる物を作る

A2版で３０枚くらい書き上げるのかな

一日一枚書いても、設計士さんは一か月かかる

そのため、経費も何十万とかかる

当時はどうだったか？？

少々幅広の板に墨壺の墨で書けば一時間もかからない

それを図板と申していたのだ

それで家は建った

つまり、打ち合わせは頭と口で済ませる

施主様に我が家の家は大工さんの手抜き工事だなんて

そんな話聞いた事もなかった